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イヤープレート2021年版Winter in the Garden
今年も、イヤープレートが発売される季節がやってきました。毎年、デンマークのクリスマスの風景を描かれますが、2021年版のテーマは、雪にうずもれるしんとした庭の風景です。庭のえさ台に集まるミソサザイは、厳しい冬の間にも食べるものに困ることはありません。クリスマスに寄せて、すぐそばにいる小鳥への温かなまなざしをテーマに選び、デンマークの伝統的で宗教的な、そして家族や親しい人との絆を改めて確かめ合う時間の流れを表しているかのような一枚です。
ロイヤル コペンハーゲンのイヤープレートは、デンマークでは今も「クリスマスプレート」と呼ばれています。初めて発表された1908年から1952年まではクリスマスを表すデンマーク語の「JUL」という文字もリムの部分に刻まれていました。デンマークでは、クリスマスを祝う席で、招かれた人が生まれた年のイヤープレートをプレースプレートとして席札の代わりにする等、記念に飾るだけではなく実際の食事にも活かされています。
今年で113枚目の発表となるイヤープレートの絵柄を見ていると、デンマークのクリスマス、というテーマを持ちながら、時代の顔が色濃く映しだされていることがわかります。初期のころは特に、聖書の物語からそのまま採られたような絵柄も多いのですが、特に「天使」は何度も登場しています。1945年(昭和20年)、天使はひざまづいて雪の中から花を咲かせるクリスマスローズを見つめて、戦争の犠牲を悼みながらも希望を見出そうとするような場面を描いています。1951年(昭和26年)になると、天使は右手にろうそくをもって、誰かのお家を訪ねてきています。1970年代には家庭のクリスマスの風景、明るく豊かな一般市民の生活が積極的に描かれるようになり、多くの普通の人々が登場します。グリーンランドのホッキョクグマの親子に環境保護の大切さを伝えるメッセージを託したもの(2011年)や、洋上にならぶ風力発電の風車を描いたもの(2012年)等、2010年代にはそうしたテーマも見られます。
あなたの、そして大切な人の生まれた年は、どんな年だったでしょうか。2021年をどんな年にしたいですか。その年によいクリスマスを迎えられますように、ロイヤル コペンハーゲンは願いを込めて、今年の一枚を届けています。
ロイヤル コペンハーゲンのイヤープレートは、デンマークでは今も「クリスマスプレート」と呼ばれています。初めて発表された1908年から1952年まではクリスマスを表すデンマーク語の「JUL」という文字もリムの部分に刻まれていました。デンマークでは、クリスマスを祝う席で、招かれた人が生まれた年のイヤープレートをプレースプレートとして席札の代わりにする等、記念に飾るだけではなく実際の食事にも活かされています。
今年で113枚目の発表となるイヤープレートの絵柄を見ていると、デンマークのクリスマス、というテーマを持ちながら、時代の顔が色濃く映しだされていることがわかります。初期のころは特に、聖書の物語からそのまま採られたような絵柄も多いのですが、特に「天使」は何度も登場しています。1945年(昭和20年)、天使はひざまづいて雪の中から花を咲かせるクリスマスローズを見つめて、戦争の犠牲を悼みながらも希望を見出そうとするような場面を描いています。1951年(昭和26年)になると、天使は右手にろうそくをもって、誰かのお家を訪ねてきています。1970年代には家庭のクリスマスの風景、明るく豊かな一般市民の生活が積極的に描かれるようになり、多くの普通の人々が登場します。グリーンランドのホッキョクグマの親子に環境保護の大切さを伝えるメッセージを託したもの(2011年)や、洋上にならぶ風力発電の風車を描いたもの(2012年)等、2010年代にはそうしたテーマも見られます。
あなたの、そして大切な人の生まれた年は、どんな年だったでしょうか。2021年をどんな年にしたいですか。その年によいクリスマスを迎えられますように、ロイヤル コペンハーゲンは願いを込めて、今年の一枚を届けています。