エメラルド コレクション - 鮮やかな色を纏う洗練


ロイヤル コペンハーゲンの 2つの新しいコレクション、過去にもロイヤル コペンハーゲンの世界に存在していたことがありました。それは19 世紀末頃のことで、パープルやエメラルドグリーンなどの美しいオーバーグレイズで彩ったフルレース コレクションがありました。 

あなただけのカラー


エメラルドグリーンフルーテッド フルレースとエメラルドグリーンフルーテッド ハーフレースは、これらのフルレース、ハーフレースというクラシックコレクションを芸術的に解釈しご自宅にあなただけのこの美しいカラーを。

ヒストリー


エメラルドグリーンの登場は、1800年代にフルレースのシェイプのためにブルーのアンダーグレイズでの絵付けを創り出したアーノルド クローの時代にまで遡ります。その後1890 年代に、フルレースのシェイプはロイヤル コペンハーゲンの最大の特徴であるハンドペイントにて、オーバーグレイズの鮮やかな色彩でデコレーションされ、その時の色のひとつがエメラルドグリーンでした。

エメラルドグリーンというカラー


エメラルドグリーンは1800年代に特に人気がある色で、アート、室内装飾、衣服によく使われていました。この色はモネ、セザンヌ、フィンセント ファン ゴッホなどのアーティスト達に好まれていました。

この色は、バランス、調和、幸運、新鮮さ、再生を象徴しています。また、洗練と関連付けられることも多く、豪華さとラグジュアリー感をもたらす色合いです。

芸術的な精密さを誇るハンドペイント


エメラルドグリーン コレクションは、ロイヤル コペンハーゲンの技の粋を集めたアイコン的コレクション、フローラ ダニカにも用いられているオーバーグレイズ技法で描かれています。この技法は、エメラルドグリーンのように鮮やかでクリアな色を創り出す唯一の方法です。オーバーグレイズは、アンダーグレイズで絵付けされるポーセリンよりも、より多くの時間、焼成回数、そして特別な絵付けの技能を必要とします。

アンダーグレイズのコレクションは、釉薬をかける前に1回、そして釉薬をかけた後に2回目の焼成をします。オーバーグレイズのコレクションの場合は、色を光沢のあるポーセリンの表面に定着させるために、3回目 (場合によっては 4 回目) の焼成が必要になります。

すなわち、エメラルドグリーンフルーテッド フルレースとエメラルドグリーンフルーテッド ハーフレースに施された絵柄は、ブルーフルーテッド フルレースとブルーフルーテッド ハーフレースのデコレーションと同じではありますが、エメラルドグリーン コレクションは、より複雑で時間のかかる特別なテクニックとクラフツマンシップで支えられているのです。

エメラルドグリーンフルーテッド ハーフレース

エメラルドグリーンフルーテッド ハーフレースに施された優雅なレースの縁取りには、繊細な筆遣いが感じられます。ハーフレースは、ハンドペイントのパターンが磁器を優雅に包み込むようにして、ロマンチックな表現を引き立てています。

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エメラルドグリーンフルーテッド フルレース

エメラルドグリーンフルーテッド フルレースの精緻なデザインでは、繊細なレースの縁取りにある飾り孔のひとつひとつが手作業で丁寧に仕上げられ、エメラルドグリーンの筆遣いで彩られています。蓋やハンドルには、カタツムリの殻やバロック様式の仮面といった魅力的なディテールが施されています。

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