

永遠の宝物 - パープルフルーテッド フルレース ゴールド
ロイヤル コペンハーゲンから、2025年に迎える創立250 周年を記念して、 特別なコレクション パープルフルーテッド フルレース ゴールドが再び登場します。 パープルは1880年代のポーセリン作品の初期に存在した最も貴重な色のひとつで、古くからある配合に従ってブレンドされています。 ロイヤル コペンハーゲンにおける最も豪華なプラットフォームのフルレースに、時代を超えて愛される絵柄を、 込み入った手法のオーバ―グレイズでハンドペイントしたパープルフルーテッド フルレース ゴールド コレクション。 アーカイブから厳選された、優美でラグジュアリーなストーリーの始まりです。


限られた者のみが習得しうる技術
デンマーク王立磁器製造所が 1775 年に設立された時、ブルーの色で装飾し施釉したポーセリンを作ることにフォーカスを当てていました。 しかし、ポーセリン工場の熟練したクラフツマン達や先見の明のあるアーティストたちは、他の色で装飾されたポーセリンを試さないのはもったいないとも感じていました。 しかしながら、ブルーとは対照的に、他の色は釉薬の上に絵付けする必要があり、ポーセリンを複数回焼成する必要があり非常に高価なものでした。 熟練のクラフツマン達は幸運にも、ブルーのアンダーグレーズよりも細かい装飾ができ、かつ多色使いよりも高価にならないという歩み寄りの点を発見しました。 これらの色のひとつが高貴なパープルだったのです。
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パープルカラー
パープルには魅力的なストーリーがあります。遠い昔、紫色の染料は海貝から抽出されていましたが、 1枚の布を染めるのに約1万匹の海貝が必要だったため、紫色は非常に希少で高価なものでステータスシンボルとなっており、 皇帝と枢機卿のみが着用したと言われています。したがって、それは「権威の色」と呼ばれていました。 17 世紀、ドイツの医師で錬金術師の A. カシウスは、多量の金により強く輝く色合いを持つ紫色の染料を化学的に開発しました。 薬剤師のフランツ ハインリヒ ミュラーが 1775 年にデンマーク王立磁器製造所を設立したとき、彼はカシウスの古いレシピをノートに書き留めさせました。


複雑なレース模様
それからほぼ 1 世紀後、アートディレクターのアーノルド クローはブルーフルーテッド コレクションの復活に着手しました。 彼は、オープンレースの縁取りの18 世紀のデザート プレートに深く魅了され、インスピレーションを受け、 複雑なレース模様を特徴とするフルディナーサービスのブルーフルーテッド フルレースの創作につながりました。 1880 年代後半には、24金の美しい金彩が施され、深いラズベリー色で、オーバーグレイズで細心の注意を払いハンドハンドペイントのデコレーションが施された、 パープルフルーテッド フルレースが登場しました。

オーバーグレイズの絵付けの技法
フローラ ダニカと同様に、パープルフルーテッド フルレース ゴールドはオーバーグレイズで描かれており、 ブルーのコレクションのようなアンダーグレイズのポーセリンと比較して、より多くの時間と複数回の焼成、一層技術を要する絵付けのスキルが必要です。 オーバーグレイズで描かれたパターンは色鮮やかで生き生きとしており、一筆一筆が鮮やかに美しく浮かび上がります。
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